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アスリートメディカルチェック(内科的)アスリートメディカルチェック(内科的)

①今まで出来た普段の練習がこなせない、なかなか調子が上がらないなど既に症状がある場合

主な検査項目

  • 栄養状態(総蛋白、アルブミン)
    血液中の蛋白質の総量を調べ、身体がエネルギー不足に陥っていないか検査します。
  • 貧血(血清鉄、フェリチン)
    貧血や造血に関する検査項目です。最大酸素摂取量等、持久力に関する影響についてお調べいたします。
  • 肝機能(GOT、GPT、γ-GTP)
    過度なトレーニング等で肝機能が低下していないかをお調べいたします。
  • 腎機能(BUN、Cr)
    尿素窒素(BUN)とクレアチニン(Cr)値を検査いたします。値の比率から筋肉量等を調べ、プロテインを過剰に摂取していないか等、腎臓の状態を調べる事ができます。
  • 甲状腺機能(f-T3、f-T4、TSH)
    以前に比べて疲れやすい等の症状の際に、甲状腺ホルモンのバランスを調べ、甲状腺機能が関係していないかをお調べいたします。
  • 筋肉疲労度チェック(CPK)
    CPKとは筋肉細胞に多く含まれている酵素の一種であり、計測する事で筋肉に疲労が蓄積されていないかをチェックできます。
  • 骨疲労度チェック(ALP:疲労骨折前段階マーカー)
    計測する数値から、疲労骨折の前段階であるかどうかを調べる事ができます。
  • 男性ホルモン(遊離テストステロン)
    男性ホルモンの数値をチェックし、加齢性腺機能低下症(LOH症候群)の診断をいたします。
  • 女性ホルモン(エストラジオール、LH、FSH)
    エストラジオール、LH(黄体形成ホルモン)、FSH(卵胞刺激ホルモン)等の女性ホルモンを計測し、視床下部性無月経等の女性特有の症状について診断いたします。

など

採血は一回ではなく、経過の中で何回か採血し前値と比較しながら推移をみていく場合があります。
また必要に応じて心電図検査や肺機能検査、尿検査、胸部レントゲン写真、骨粗鬆症検査などを追加します。

②日頃のトレーニング効果や大会参加前の仕上がり状態をみる目的
 (自費診療となり医療保険は使えません)

アスリート喘息(運動誘発性喘息)アスリート喘息(運動誘発性喘息)

運動開始早期や運動終了後に呼吸困難や喘鳴(ぜんめい:ヒューヒュー、ゼイゼイ)、動悸などの喘息発作症状が出ることです。

※また当院ではドーピングに対して心配のいらない使用可能薬を処方します。また使用可能な薬のアドバイスも行います。